Amanohara
Engeki
Kobo
今までの公演
天の原演劇工房では、
あたたかく優しい和の雰囲気を持つ作品をお届けしております。
各公演のビジュアルのなかにも、
作中のキーアイテムや、
作品の持つ美しさが散りばめられております。
さくら
〜わが想う人はありやなしやと〜
「芽吹村」
かつては桜の名所だったが、今や完全に時代に取り残されていた。
桜もいつからかずっと咲いていないという。
ある日、村の宿「小桜亭」に久々の客が。
訪れたのはフリーライターの青年だった。
村の不思議な魅力に惹かれた青年は、なんとか活気を取り戻せないかと思案するが・・・
優しくてちょっとおかしな仲間たちの、ほんわか物語。
喫茶あかしや
〜祖母ちゃんとゆかいな仲間たち〜
都会での生活に馴染めず、行き詰まっていた「綾人」の元に届いた祖母からの遺言。「喫茶あかしやを継いでほしいの。断るの禁止ね!」
成り行きに任せて帰ってきたものの、祖母の喫茶店は昔のままで・・・。
「こんなの一方的に押し付けられたようなもんだし。」
口をついたその一言がとんでもない大ごとに!
果たして綾人は「喫茶あかしや」を無事に開店できるのか?
たまゆら
〜つきへ ひびかせ わがこえや〜
老舗の古道具屋「たまゆら堂」
とある事情でここで働くことになった、骨董と古典マニアの日暮あかり。何故か言葉を話せない店主、クセの強い店の人達、頼れる常連さん。慣れないながらも、穏やかな日々を過ごしていたところに、突然、怪しげな人たちが訪ねてきて・・・
「かぐや姫ですか?」
え、何言ってんの?この人たち!
ことのは
〜ささやかなささやき〜
思いを言えずに傷つき、前に踏み出せないでいた八重。
ふるさとへ帰る決心もつかず駅のホームに佇んでいるところに
「おむすび、たべる?」「え?」
おかしな駅長さんと列車の導きで出会ったのは、
人の願いを叶えられない神
変わりゆくことに目を背けた妖たち
神と妖と人の織りなす旅の終着点は果たして・・・
「みんな強くて、みんな弱い」
神様コメディ第四段!
かみごよみ
〜あのひ てをふった きみは〜
古今が来ん、暦はいかがねぇ〜
年の瀬の神社に暦売りの声が響く。
そこで人々にささやかな幸せを配っていた座敷童。
調子に乗りすぎて大失敗!
そして、人々に忘れ去られ、力が衰えた八将神
彼らに示された道は、人として生きること!?
クセに強い神様たちに人としての常識を教える事になった今世美。
当然、一筋縄でいくはずもなく・・・
神、妖、人、それぞれが己の生まれた意味を探して
天の原演劇工房がお届けする、神様コメディ第五段!
ぜひもなし
〜うつりにけりな いたづらに〜
お〜ほっほっほっほ!
妖のお姫さまがたの、賑やかな笑い声が響く。
そこはダム建設計画のため、住民がいなくなった「姫沢村」。
残されたのは、人の暮らしが消え崩れかけた家。
耕されず雑草だらけの畑。
子供の声がしない公園。
誰も通らなくなりひび割れた道。
でも、本当に取り残されたのは祀られた神様だった…
そこへ、それぞれ違う目的をもった人間が3人やってくる。
廃墟マニアの植物学者
「崩れの美しさです!」
心霊動画配信をしている払い屋
「マジで?ヤバいヤバい!」
リゾート建設会社の新人偵察員
「ばっかじゃないの!」
彼らが出会うのは、村に残された神、陽気な妖、女子会で賑わうぶっとび姫君たち!
そして巻き起こるドタバタ大騒動とは?
天の原演劇工房がお届けする神様コメディ第六弾!